坂と階段物語 <浦賀の階段に最中をみた編>
横須賀や三浦半島の階段を訪ねるシリーズ/浦賀の最中
今回は久しぶりに浦賀方面を探索してきました。
いまや浦賀ドックの大型クレーンは見る影もなくなってしまいましたが、階段を上った高台からは浦賀港を望むことができました。
ではさっそく出発!
スタートは京急浦賀駅から。
浦賀の歴史、通称住友ドックの薄緑色の建屋が見えます。
浦賀駅にほど近い小道を上っていくと階段をさっそく発見しました。
高低差のある地帯なのでかなり期待できるスタート。
すると、すぐさまポイントの高い階段が出現。
通称「最中」と言われる(勝手に命名)真ん中に階段があり両サイドを車道が挟むタイプの階段道路が現れました。
しかし、本当に凄い浦賀の階段はここから先に待っていました。
歴史街浦賀は坂道でも四番打者だった
最中階段(もなかかいだん)をカーブに沿って上って行きます。すべりどめの車道の横線も良い。
カーブの先にもまだ道が続いていますね。
右側には小さなお墓もあり、古い通りの雰囲気です。しかし先がまだ見えないまま続いている。
少し振り返ってみると、遠くに浦賀ドックが小さく見えました。
すれ違うのも大変な雰囲気ですが、最中階段は車が通れるというのが売りです。ですから、途中には駐車場もあります。
来た道を見下ろして見る。
そして、ついに発見。
本日の目玉階段
Y字路に片方が階段がついているポイントを発見。
「片Y字階段」です。正確には「片Y字最中階段」
いい!良い階段です。マンホール、蓋のしていない排水溝、道が二色に別れ横線も入っています。これは独自の景色を持っていますよ。
その先にはやや開けた場所があり、向こうを見渡すことができました。
結構高いところまで来たようだ。
あちらは二葉町だろうか。
横道に入ってさらに進んで見ると、これまた別の景色。
車が浮いて見える。ここは空中庭園ならぬ空中住居か?と思わせるような立地。
そして、まさかの浦賀ドックを鳥瞰する展望が出現。
<浦賀ドック鳥瞰図>
かなり崖っぷちな場所です。
この眺めを発見したので満足してUターン。下ることにします。道も行き止まりでしたし。
V字階段を下る。
切りっぱなし感が最高にいい。柵などいらないのだ。
切りっぱなし階段
道自体が少しかしいでいます。
いや、むしろ崩れかけております。道が、階段が生きてます。素敵ですね。
この排水管と階段の不均一な影を見てください。たまらんですな。
長閑に咲く花にも寛大です。
Y字路と味のある細道も発見。
いや〜、しかしとても急な坂道でした。車ではUターンもしづらいし、すれ違いも大変。珍しい看板が目につくわけです。
建物との対比で急傾斜がわかるでしょうか。
麓に降りたので、これにて探索は終わり。
いやいや流石浦賀です。結構な収穫があり費用対効果でも満足のいく探索でした。
でも、せっかく浦賀に来たので少し西側をぶらぶら散歩しながらのんびり行こうと思います。
では、また階段でお会いしましょう。
本日の収穫
1:「最中階段」
2:「片Y字最中階段」
3:「歪み付帯 切りっぱなし階段」
2018/05
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