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音楽する派?聴く派?それとも習う派?横須賀 音の場ガイド

Music

戦後の関東では横浜と並びいち早く海外の音楽が入って来た横須賀。余り知られてはいませんが、現在でも横須賀には音楽が溢れているのです。

そんな横須賀の今が分かる「音楽の場」を御紹介していきます。

生の音楽を聴きたい方もライブ演奏をしたい方にも横須賀はオススメな土地なのです。

一覧は下方に掲載しています。

 

 

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横須賀音楽シーンの概要

まず、横須賀の洋楽に対する受け入れの早さは特記すべきものがあります。それは軍港という土地柄が作った歴史でもありました。戦後の横須賀は米軍が駐屯し米兵で溢れました。街には兵士を楽しませるためのバーやキャバレーがいくつもあり華やかな時代をつくります。ただし相手は米兵ですので相手の好みに合わせJAZZやBLUESが多く演奏されたようです。

プロやセミプロのトランぺッターが毎晩米兵を相手にライブ演奏をしていたといいます。そういった経緯もあって海外のレコードや基地内でのラジオ放送からいち早く洋楽を手に入れた市民が多かったようです。

現在では大分少なくなりましたが、当時の横須賀にはJAZZBARやJAZZ喫茶が多く存在したというのも頷けます。

軍の街では遊郭がいくつもあり、三味線弾きが活躍する場も存在し、流しのミュージシャンが飲屋街を周っていました。

そんな音楽が日常に存在した街はベトナム戦争時代にはロックが流れ、90年代にはレゲエの大規模な野外フェスやホーボーという地元の若手が主催する野外フェスが毎年開催されていました。

脈々と受け継がれた音楽の魂は現在にも伝わっており、横須賀中央を主体として多くのライブハウスやLIVE BARが音楽を提供しています。プロアマを問わず、出演ジャンルは多岐に渡りますので開催日をチェックして楽しみにいきましょう。あなたは聴く派?それとも音楽作る派?

 

横須賀音楽の場 リスト

・The Pumpkin  (カボチャ屋)

ドブ板通りの銘店でハードロックやパンク等を数多く排出した老舗ライブハウス。70年代からBARとして営業をスタートしXのHIDEらプロミュージシャンも数多く訪れた。現在は週末をメインに定期的にライブブッキングが入っている。ライブの無い日でもTwitterでその日のBAR営業情報を確認出来るので訪れる前に確認したい。洞窟のような独特の店内と入口エントランスの雰囲気も唯一無人、横須賀好きのバンドマンなら一度は出演したいステージだ。

 

MOAI&CAPI

2017年に創業20周年を迎える横須賀の伝説的なBAR。月に2、3回程度ライブを開催、マイナーながら実力のあるミュージシャンの発掘を初め、佐藤タイジ氏や辻コースケ氏、遠藤ミチロウ氏などの実力派プロ・ミュージシャンもライブを開催する音楽好きの為のお店。横須賀のミュージシャンから絶大な支持を得ている理由もうなずける。ロックが中心だがレゲエやBLUESのライヴも開催、ときにはDJイベントも組まれる。

 

Little Amsterdam

ドブ板商店街の国道16号沿いにあるBar

アメリカ軍の基地が目の前にあることから日米を問わない客層が魅力。ライブも定期的に開催。日本のグループだけでなく在日の米国人バンドなども出演。ジャンルは多岐でロックあり、ヒップホップあり、JAZZあり、DJもある。店内にはドラムセットやアンプ、ギターが常設され地元ミュージシャンが偶発的にセッションを始めることも。腕を磨き通い詰めればジャムセッションに誘われる日も遠くはないだろう。ライブの無い日はBARとして深夜まで営業している。

2016年にはフジロックにも出演しているバンド ”REGA”がライブを行い盛況をはくした。(liveの模様youtubeより)

 

キジムナー (沖縄居酒屋)

沖縄人の店主が営む居酒屋。時折沖縄の三線弾きを招いてライブを行っている。横須賀で年に一回開催される沖縄イベント・イーチャイチャフェスにも協力。横須賀での沖縄系音楽や沖縄情報はここで仕入れられる。ライブ数は多くはないものの店には三線が常備されている。混雑具合などタイミングが合えば店主がその腕前を披露してくれるだろう。店内で三線の教室も開催しているようなので、興味のある方は問い合わせを。

 

Younger Than Yesterday (ヤンガーザンイエスタデイ)

地元民には通称YTY(ワイ・ティー・ワイ)として親しまれているミュージック・ライブ・レストラン

元映画館という建物の構造をいかし、大型スクリーンや舞台も使用できるライブスーペース。ときにはスポーツのパブリックビューイングが行われるなど守備範囲は広い。中〜小規模の自主企画イベントも組める柔軟さから中規模のイベント会場としても活躍している。「今度YTYでライブなんだ」と言えるようになればかなりの横須賀通といえるだろう。

 

LIVE JAZZ BAR BLUE IN GREEN

一見怪しい昭和の雑居ビル、その2階にあるのが現代横須賀のJAZZシーンをリードするBAR ブルー・イン・グリーンだ。

場所の雰囲気といい、扉をあけるまでの心持ちといい往年の横須賀を思い出させる銘店だ。大人な雰囲気でJAZZを楽しめる。

 

DJ BAR SHELL

ウィークエンドの終電を逃した眠れない音楽好きを朝方まで助けてくれるのがDJ BAR SELLだ。地下への急で細い階段が雰囲気を上げる。近づくごとに強まる低音が終わらない休日を響かせる。重厚な扉を開ければそこは怪しく暗く、まさにアンダーグラウンドな音楽酒場。週末はDJイベントで盛り上がり、電気グルーブのDJ TASAKAが不定期で回しにもくる横須賀のアンダーグラウンドDJシーンを牽引するBARといえる。

 

SOUL BAR CUSTOM

1981年にオープンしたSOUL BAR。暗い怪しさ満載のエントランスは互いの顔も確認しずらい程で雰囲気満点。(初見では入りづらい雰囲気だが、ベースの黒人達が溢れているときはとても日本とは思えない。)店内も暗く、あるいみ異世界。ディープな横須賀を知るブラック・ミュージックファンにはたまらない空間を醸している。盛り上がり過ぎた夜の便所はアメリカンクラスな情景だ。

ライブ演奏はないが、店主の音楽に対する姿勢は素晴らしく、店内で流れる曲のつなぎも丁寧に考えられている。本国を遠く離れた基地勤めのブラザーたちが通い詰めるのも大きく頷ける。観光では入り辛いので、地元民ガイドに連れられて行くのが一番の方法かもしれない。

 

こひさまコーヒー

京急汐入駅の裏手である種独特な雰囲気の南国カフェ。ハワイや沖縄のコーヒを提供する一方、小さな店内でアコースティックライブを開催している。スラックギターの教室や気軽に参加できるラテン・パーカッション講座、ヴォーカルレッスン等も行いイベントやワークショップは多岐。小さなお店なので内輪感もあるが、和やかなムードで楽しめるだろう。

 

まだまだ沢山あるライブBAR情報は随時追加していきます。

 

 

 

その他・室内楽やイベント、フェス、屋内外で音楽を楽しめる場所

 

 

 

・三笠公園屋外ステージ

海に面した気持の良い公園にある屋外スペース。無料のライブイベント等が不定期で行われる。

 

・市役所前公園

夏の納涼イベント、ビアーガーデンなどと併設してステージが組まれプロ・アマ問わず音楽が開催されることもある。沖縄イベントが開かれる際には夕暮れの良い雰囲気の中で島の民謡やエイサーを聴ける。

・ドブ板イベントスーペース

ドブ板通りにある小振りな広場。商店街主催のイベント時にセットが組まれライブが行われる。ココ数年はドブ板の店舗が合同で開催する『ドブロックフェス』* という音楽イベントにも屋外ステージとして活用されている。

*ドブロックフェスとは年に一回行われるドブ板でのロックを中心とした音楽フェス。ドブ板通りの3件のBARとイベント広場を周遊して楽しめる音楽フェスでロックを中心に今の横須賀を感じることができる出演人が魅力だ。毎年横須賀に所縁のあるバンドが20組近く出演している。

横須賀市文化会館

中学や高校のブラスバンド部発表会からプロのオーケストラまで使用可能な1000人規模のホールを有する文化施設。目立ちはしないがオヤっと思わせる有名人がライブを開催することもあるので目が離せない。

建物も横須賀随一の近代建築で見応えがある。演奏者側としては施設利用料が唯一のネックか。

 

横須賀芸術劇場

米海軍下士官兵集会所(通称EMクラブ)跡地に、平成6年に完成した複合文化施設で、2000人規模のオペラ劇場と600人規模のホールを持つ。隣接したホテルと共に京急汐入駅のランドマーク的建物となっている。

JAZZの大御所や演劇、オペラを初め、和田アキ子等のメジャーゲストも出演している。海外からの演奏者も定期的に企画され、過去にはロマ・ミュージックの先方”ファンファーレ・チョカリーア”もライブを行っている。

 

・ショッパーズ・プラザ横須賀屋内ステージ

大型ショッピングセンター屋内に設けられた小さなステージで、地元のプロミュージシャンからハワイアン・フラグループの演舞、ピアノ演奏まで多目的に使用されている。

 

・岡田屋モアーズ駅前屋外スペース

横須賀中央駅改札を出た目の前に立つショッピングセンターの半屋外スペースで、売り出し中アイドルのプロモーションイベントやJAZZ演奏、学生の吹奏楽演奏会、フラ、などが不定期に行われる。

 

 

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