横須賀古い町並みぶらり散歩 森山大道も引きつけた生活の記憶
景色に人間味の残る町 横須賀
三浦半島に点在する古い町並みは、そこかしこに主役ではない歴史だけがもつ生活や記憶の溶け込んだ特別な魅力を隠しています。
その街に落ちる光りや人影は、かつてから森山大道や石内都、東松照明といった実力ある写真家を引きつけてきました。
混沌とした戦後の雰囲気は大分薄まったとはいえ、現在でも横須賀は当たり障りのない日常の中にこの独特の雰囲気を沢山潜ませています。
<溶けた日常の転写 横須賀オールド・ストリートスナップ>
風雨に剥げ落ちたペンキ ベージュの壁 錆と緑
古い建物はひとつの窓にひとつの景色をそれぞれ持っていました。
木枠と磨りガラス、白い壁 ぼんやりとした白熱灯
建物がまだ人間サイズだったころ、人の目線は地面にもっと近かった。
ビルに両側を挟まれた建物 四角と色数
生活の歴史をモザイクのように焼き付けた壁
残そうと思うモノと、残ってしまったモノ。どちらが先とも知れず少しずつ消えていく日々。
建物がおしくら饅頭している密集した小路
現役の三味線屋さんの建具
横須賀の磨りガラスのむこうにはまだまだ隠れた魅力がある。
毎日通っている道に、名もなき生活や他愛のない歴史の溶け込んだ風景が沢山ある。そういった景色を集め、これからも載せていきます。
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