米国軍イージス艦と日本郵船のコンテナ船衝突!!軍港巡りの運行状況は

米軍艦と日本郵船のコンテナ船衝突続報。横須賀軍港巡りの運行状況

＊上記写真は１８日の横須賀軍港、奥に見えるのは海上自衛隊の船、手前は米軍か自衛隊かは判然としないが米軍施設で作業に出入りするボート

アメリカ海軍所属のミサイル駆逐艦「フィッツジェラルド」と日本郵船の運用するコンテナ船「エーシーエックス クリスタル」（ACX CRYSTAL)が2017年６月１７日１時３０分に横須賀沖１００キロ（又は静岡県下田沖２０キロ）の太平洋上で衝突した事故の続報です。

詳細は各紙が伝えている通り、１８日午前現在、行方不明者７人という状態。追記（同日午後、艦内にて死亡が確認された）

これを受けて、横須賀米軍基地には報道取材陣が朝から詰めかけ、正面ゲートで情報の出待ちをしています。また、早朝６時半頃よりヘリコプター音が聞こえ始め、午前１０時現在も数機が常に旋回中で日曜の朝から横須賀中央周辺に物々しい騒音を響かせています。

アメリカ海軍横須賀基地 メインゲート前（ネイビーベース）の記者達▼

【軍港巡りの観光船運行状況】

観光で訪れる場合、気になるのは「軍港巡り」の観光船が通常通り運行されるのかどうか、ということですが、始発の１０時便から運行を現地販売所にて確認致しました。

チケットは９時半の時点で１１時発の便までは売り切れ、１２時以降の便も残席少ないということです。

また、報道取材陣の中にも海側からの撮影を試みようと、軍港巡りのチケットを買って、乗船を待つ列に並んでいる姿も見られます。

米軍施設遠景▼

船籍など事故公式発表

イージス艦と衝突したコンテナ船「エーシーエックス クリスタル」（ACX CRYSTAL)ですが、こちらは船籍こそフィリピン船籍ですが、運用は日本郵船株式会社が行っている船です。また、船主は大日インベスト株式会社。

日本郵船ホームページによれば、1080個のコンテナを積んで東京へ航行中に事故を起こしたとのこと。船はすでに東京港大井ターミナルに着桟済み。積み荷に関しては外見上の損傷は今の所みられないとのことです。日本郵船では随時最新情報をホームページ上で公開するとのこと。

日本郵船ホームページ

衝突事故の経緯日本郵船公式発表▼

第一報 PDF

第二報 PDF

日本郵船株式会社 株価チャート（ヤフーファイナンスより）

横須賀軍港巡りの最新の運行状況はコチラの（株）トライアングル 公式ページを必ず御確認下さい。

追記2017/06/18

６月１８日午後、イージス艦船内にて行方不明者が遺体で確認されたとの報あり。ご冥福をお祈り致します。